関東屈指のパワースポットとして知られている箱根神社と九頭龍神社をご紹介します。両社参りの御利益や安産杉など、訪れるすべての人に強運と御利益をもたらす神秘を解説!

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関東屈指のパワースポット箱根神社と九頭龍神社!両社参りで強運巡り

ももかりん

今回は、関東屈指のパワースポットとして知られ、毎日多くの参拝者が訪れている箱根神社九頭龍神社をご紹介します。両社参りの御利益や安産杉など、訪れるすべての人に強運と御利益をもたらす神秘を解説します

出典:箱根神社公式サイト
目次

箱根神社は、箱根大神(瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと))を御祭神として多くの人々に広く信仰されてきました

1,200年を超える歴史の中には「坂上田村麻呂」「源頼朝」「徳川家康」といった歴史上の人物も、箱根神社を尊崇、崇敬していたそうです

1.1 御由緒

箱根神社は、古来、関東総鎮守箱根大権現と尊崇されてきた名社で、開運厄除・心願成就・交通安全・縁結びに御神徳の高い、運開きの神様として信仰されています。
箱根神社の創祀は、当社の縁起『筥根山縁起并序』(1191 年成立)によると、第5代孝昭天皇の御代、聖占仙人が箱根山の駒ヶ岳に神仙宮を開き、同主峰の神山を神体山としてお祀りされて以来、関東における山岳信仰の一大霊場となりました。
奈良時代の天平宝字元年(757)、箱根山に入峰した万巻上人が、箱根大神の御神託を授かり勅願をもって現在の地に社殿を建立しました。この箱根大神を奉斎する社は「箱根三所権現(箱根権現)」と号し、仏教とりわけ修験道と習合し朝野の信仰をあつめました。
平安時代初頭、東海道の官道として箱根路が開通すると、当社は道中安全を祈る往来の人々によって遍く知られ、武家の興隆とともに名だたる武将が篤い崇敬を寄せました。

平安時代の延暦20年(801)、征夷大将軍の坂上田村麻呂は蝦夷征討の際に参詣して表矢を奉献。この嘉例に 倣い源頼義もまた天喜年間に参詣し表矢を献じました。
弘仁8年(817)、嵯峨天皇は勅によって当社に駿河・伊豆・相模の荘園を寄進。続いて鳥羽上皇も相模国酒匂郷48町を寄進されました。また平安末には中古三十六歌仙の歌人・相模が参詣し、御神前で百首の和歌を献詠しています。

鎌倉時代、源頼朝は当社を深く信仰し、二所詣(当社と伊豆走湯権現への将軍家参詣)を創始しました。鎌倉幕府歴代将軍による当社への参詣は幕府の恒例行事となり、当社は「関東守護」「関東鎮守」といわれ鎌倉幕府の祈願所として尊崇されました。執権北条氏の信仰も厚く、貞永元年(1232)執権北条泰時が制定した『御成敗式目』において、当社は祈誓を捧げる神々の筆頭に挙げ られ日本第一の起請の社として著しく神威を高め天下にその名声を博しました。
室町時代、関東公方足利氏が厚い崇敬を寄せたほか、戦国大名の北条早雲・氏綱・氏康・氏政・氏直5代や徳川家康に敬仰され武門による崇敬の篤いお社として栄えました。

江戸時代、徳川家康は当社を厚く崇敬し、文禄3年(1594)に神領200石を寄進。慶長17年(1612)には大規模な社殿造営も行ないました。元和4年(1618)東海道が整備され箱根宿や関所が設置されると東西交通の要(交通安全祈願所)として当社の崇敬は益々盛んになり庶民信仰の聖地へと変貌しました。
明治の初年、神仏分離により、関東総鎮守箱根大権現は、箱根神社と改称されました。爾来、明治6年(1873)に明治天皇・昭憲皇太后両陛下の御参拝をはじめ、大正・昭和の現代に至るまで各皇族方の参拝が相次いで行われました。昭和55 年(1980)、昭和天皇・香淳皇后両陛下の御参拝に続いて、翌56 年(1981)、皇太子時代の今上陛下が御参拝になりました。また、民間も政財界人の参拝や年間2千万人を越える内外の観光客を迎えて、御社頭は益々殷賑を加えているのも箱根大神の御神威によるものであります。

出典:https://hakonejinja.or.jp/hakone/
龍神水

2.1 箱根神社の主なご利益

箱根神社は、箱根大神(瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと))を御祭神としてお祀りしています。

御利益は、心願成就、健康長寿、縁結び、開運、厄除け、商売繁盛など多岐にわたりますが、中でも勝負事の心願成就に御利益があるとされていて、経営者が多く参拝に訪れています。

2.2 神社での御祈祷の内訳

箱根神社では、神職による御祈祷も行われています。参拝者は自らの願い事を込め、御祈祷を受けることができます。

御祈祷は毎日行われています。希望者は、受付のある社務所にて住所や氏名を申込書に記入し、初穂料を納めます。遠方の方や、時間のない方は、郵送での御祈祷も可能となっています。

  • 住所:〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
  • TEL:0460-83-7123
  • FAX: 0460-83-6669
箱根神社の祈祷願意(ねがいごと)

家内安全 商売繁昌 社運隆昌 業務繁栄 心願成就 開運祈願 勝運守護 厄除歳寿 身体健全 無病息災 病気平癒 除災招福 学業成就 合格祈願 安産祈願 工事安全 良縁祈願 神恩感謝

交通安全

車の交通安全の御祈祷料は1台5,000 円以上

区分御祈祷初穂料御神楽御祈祷神札
御祈祷5,000円以上祈祷 小神札
10,000円以上祈祷 中神札
特別祈祷30,000円以上奉奏特別祈祷 大神札
50,000円以上奉奏特別祈祷 特大神札
車の御祈祷1台5,000円以上祈祷 車専用神札
※年間祈祷は(祈祷料3万円以上の特別祈祷を受けた方は特別崇敬者)、(車の御祈祷で3万円以上の特別祈祷を受けた方も特別崇敬者)として接遇

2.3 九頭龍神社の御祈祷

九頭龍神社 新宮
九頭龍神社の祈祷願意

開運龍盛 心願成就 良縁成就 金運守護 商売繁昌縁結祈願 開運祈願 学業成就 合格祈願 神恩感謝

区分御祈祷初穂料御神楽御祈祷神札
御祈祷
10,000円以上祈祷 中神札
特別祈祷30,000円以上奉奏特別祈祷 大神札
※年間祈祷(祈祷料3万円以上の特別祈祷を受けた方は特別崇敬者)、(車の御祈祷で3万円以上の特別祈祷を受けた方も特別崇敬者)として接遇

2.4 箱根元宮の御祈祷

駒ケ岳の箱根元宮
箱根元宮
箱根元宮 駒ヶ岳山頂からの景色 
区分御祈祷初穂料御神楽御祈祷神札
御祈祷5,000円以上祈祷 小神札
10,000円以上祈祷 中神札
特別祈祷30,000円以上特別祈祷 大神札
※年間祈祷(祈祷料3万円以上の特別祈祷を受けた方は特別崇敬者)として接遇

3.1 平和の鳥居の起源

箱根神社の水中鳥居(平和の鳥居)は、1952年(昭和27年)に、上皇陛下の立太子礼(りったいしれい)と講和条約締結による日本の独立を記念して建てられました。

鳥居には、「平和」と書かれた額が湖に向かって掲げられていますが、箱根神社側からは見ることが出来ません。これは1964年(昭和39年)に、箱根大神(ハコネノオオカミ)御鎮座1200年と東京オリンピック開催を奉祝記念し「平和」と書かれた額が掲げられました。

鳥居と芦ノ湖をバックにしての写真撮影がSNSで人気を集めていて、休日には多くの人が写真撮影のために並ぶスポットとなっています。

箱根神社には、本堂に向かう途中に「厄落としの階段」と呼ばれる階段があります。本堂に向かい、1段1段この階段を登ることで、厄を落として行くとされています

4.1 厄落としの階段の歴史

箱根神社の本堂に続く階段は89段(やく=厄)あり、「厄落としの階段」と言われています。

両脇に樹齢600年を超えるの杉の木がそびえたつ厳粛な雰囲気を感じることができる階段を登ることで、厄を落とすといわれるパワースポットです。

5.1 両社参りと三社参りでパワーを実感

両社参りとは「箱根神社」と「九頭龍神社」をお参りすることで、三社参りとは、「箱根神社」「九頭龍神社」「箱根元宮」をお参りし巡ることをいいます。

両社参り、または三社参りをすることで、より強いご利益や強運をいただけるとされています。

三社参の巡りやすい順番は、まず「箱根神社本宮」に参拝後に「九頭龍神社」、そして最後に遊覧船とロープウェイを乗り継ぎ「箱根神社元宮」を巡る順番が一般的です。

社名主祭神ご利益
箱根神社本宮木花咲耶姫命縁結び、安産、商売繁盛
九頭龍神社九頭龍王水難除去、開運招福
元宮大山祇命家内安全、交通安全

平安時代に征夷大将軍になった坂上田村麻呂が蝦夷(北海道)を平定するために、途中で箱根神社に立ち寄り武運長久を祈願した際に「表矢」を献上して戦勝を祈願しました。

所願成就したため、後の武将たちも矢を献上したことから「矢立杉」と呼ぶようになり御神木となりました。樹齢はおよそ1200年。

箱根神社には「安産杉」と呼ばれる樹齢1000年を超える御神木があります。この「安産杉」に、源頼朝が妻である北条政子の安産祈願をしたことが「吾妻鏡」に記されています。

「安産杉」の根本が二股に分かれていることから、母体の象徴として子孫繁栄と安産を祈願するようになったそうです。

箱根七福神めぐり 恵比寿神

箱根神社と九頭龍神社をお参りする両社参りをすることで、より強力なパワーと御利益をいただけるそうです。芦の湖と富士山の絶景も楽しめる散策スポットとしても人気になっています

基本情報

箱根神社
  • 住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1  
  • TEL:0460-83-7123
  • 受付時間:お札所・御神印の受付時間8:15 ~ 17:00                                              御祈祷の受付時間8:30 ~ 16:00                                             宝物殿の拝観受付時間9:00 ~ 16:00
  • 定休日:なし
  • 駐車場:あり
  • アクセス:伊豆箱根バス(小田急線箱根湯本駅・JR小田原駅・JR熱海駅より乗車)元箱根下車 徒歩約10分
         箱根登山バス(JR小田原駅・小田急線箱根湯本駅より乗車)元箱根港下車 徒歩約10分
         沼津登山東海バス(JR三島駅より乗車)元箱根港下車 徒歩約13分
         東名高速道路:厚木ICから車で約60分
九頭龍神社
  • 住所:【新宮】神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
       【本宮】神奈川県足柄下郡箱根町元箱根 防ケ沢 箱根九頭龍の森 内
  • TEL:0460-83-7123
  • 受付時間:【新宮】お札所・御神印の受付時間:8:15~17:00
         【本宮】9:00~17:00(最終入場は16:30)
  • 定休日:なし
  • 駐車場:あり
  • アクセス:【新宮】伊豆箱根バス(小田急線箱根湯本駅・JR小田原駅・JR熱海駅より乗車)元箱根下車 徒歩約10分
    箱根登山バス(JR小田原駅・小田急線箱根湯本駅より乗車)元箱根港下車 徒歩約10分
    沼津登山東海バス(JR三島駅より乗車)元箱根港下車 徒歩約13分
    東名高速道路:厚木ICから車で約60分
    【本宮】箱根園・ホテルザ・プリンス箱根芦ノ湖/箱根芦ノ湖遊覧船湖尻ターミナルから徒歩約30分
    箱根園桟橋からモーターボートで約5分
箱根元宮
  • 住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根 駒ヶ岳山頂
  • TEL:0460-83-7123
  • 受付時間:お札所・御神印の受付時間:8:15~17:00
  • 定休日:なし
  • 駐車場:なし
  • アクセス:駒ヶ岳ロープウェイ(箱根園駅より乗車)山頂駅から徒歩約8分
         箱根神社から箱根園まで徒歩約30分
         箱根神社から箱根園まで車で約7分

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