厄除け・家内安全・無病息災・交通安全などを願って沢山の人々が参拝に訪れる「川崎大師」、そのご利益と周辺の観光スポットを紹介します!

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川崎大師で厄除け祈願!ご利益を実感する方法と参拝ガイド

大本堂
ももかりん

初詣には約300万人もの参拝者が訪れる川崎のパワースポット!

“厄除けのお大師さま”として古くから親しまれている「川崎大師」、毎年、多くの人々が厄除け祈願のためにこの地を訪れています。

今回は、川崎大師がなぜ厄除けで有名なのか、その歴史と背景を見ていきます。

また、実際に訪れをた方々の口コミや体験談を紹介!

さらに、御利益や川崎大師へのアクセス情報、周辺の観光スポットも紹介します!

目次
大山門

川崎大師(かわさきだいし)は、神奈川県川崎市に位置する真言宗智山派の大本山で、正式名称は「大本山川崎大師平間寺(へいけんじ)」として知られています。

この寺院は特に「厄除弘法大師」として有名で、日々多くの参詣者が訪れています。

一般的には、厄除け祈願や護摩祈願を行う場所として広く認知されていますが、この地が多くの人々にとって特別である理由は、風鈴市などの催し、仲見世通りでのお散歩や買い物を楽しめる活気のある場所でもあるからです。

御本尊厄除弘法大師
宗派真言宗 智山派
名称金剛山 金乗院 平間寺

1.1 川崎大師の歴史

大本山川崎大師平間寺は、京都東山七条の智積院を総本山とし、成田山新勝寺(千葉県成田市)、髙尾山薬王院(東京都八王子市)とともに、真言宗智山派の関東三大本山の寺院のひとつです。
もろもろの災厄をことごとく消除する厄除大師として、霊験あらたかであると昔から知られる川崎大師のおこりは、平安時代末期・崇徳天皇の御代まで遡ります。
無実の罪により生国である尾張(現在の愛知県)を追われ諸国流浪の果てに川崎にたどり着いた平間兼乗(ひらまかねのり)は、漁師として慎ましく生計をたてながら、深く仏法に帰依しとくに弘法大師を崇信していました。
兼乗が42歳厄年のとき、夢まくらに高僧が立ち「我むかし唐にありしころ、我が像を刻み、海上に放ちしことあり。以来未だ有縁の人を得ず。いま、汝速やかに網し、これを供養し、功徳を諸人に及ぼさば、汝が災厄転じて福徳となり。諸願もまた満足すべし」と告げたのです。
夢のお告げに従い海にでた兼乗が、海中から引き揚げた木像こそ御本尊・厄除弘法大師尊像でした。兼乗は尊像を浄め、ささやかな草庵にお祀りし朝夕欠かさず供養を捧げました。

「川崎大師平間寺」二代歌川芳宗

ある時、諸国遊化の途中に偶然兼乗のもとを立ち寄られた高野山の尊賢上人は、尊像奉祀の由縁と兼乗の境遇を知り感激され二人で力をあわせ、大治3年(1128)一寺を建立。兼乗の姓・平間から平間寺(へいけんじ)と号し、御本尊に厄除弘法大師を奉安されました。そして、長承3年(1134)お大師さまのご加護ご利益により無実の罪が晴れた兼乗は、生国に帰ることができました。
皇室の篤い尊信や11代将軍・徳川家斉公の厄除け祈願参拝によって、江戸庶民の間をはじめ全国に「厄除けのお大師さま」として一層広く知られることになり今日に至ります。

出典:川崎大師公式HPより

1.2 厄除けのお大師さま

川崎大師で厄除けが有名になった背景は、江戸時代に、11代将軍・徳川家斉が厄除け祈願の参拝に訪れたことがきっかけとなったそうです。

  • 厄除け祈願
  • 護摩祈願
  • 自動車交通安全祈願

1.3 SNSでの口コミ

風鈴市
しょうづかの婆さん

川崎大師では、初詣から一年を通して、厄除けや家内安全、無病息災、交通安全などを願って沢山の人々が参拝に訪れますが、厄除けだけではなく美のご利益もあります。

2.1 「しょうづかの婆さん」

「しょうづかの婆さん」の横には、看板があり、謂れについての説明が書かれていています。

「しょうづかの婆さん」の看板より

人は死後、三途の川(さんずのかわ)を渡るという。

その川(三途の川)で亡者の衣服を剥ぎ取る奪衣婆(だついば)すなわち、「葬頭河の婆(そうづかのば)」が訛って「しょうづかの婆さん」と呼ぶようになったようです。

その昔は、川崎大師ではなく、品川のお台場に像があったといわれ「台場の久兵様」とか「歯のお地蔵さん」と呼ばれていたこともあったようです。

昔から、歯の痛みを癒やし、容貌を美しくすると信じられ、そのほかにも健脚や諸願をかける人が多く、香華(こうげ)絶ゆることがないのだそうです。

今では、そうしたしょうづかの婆さん」の話題を聞いて、芸能人やモデル、美容関係者などが、美人祈願に訪れる隠れ参拝スポットとなっているようです

大本堂には、御本尊厄除弘法大師尊像をはじめ、不動明王、愛染明王、救世観音、稚児大師、胎蔵曼荼羅、金剛界曼荼羅が奉安されています

3.1 祈願の手順

STEP
お護摩札申込み

正面、大本堂に向かって右側の「お護摩受付所」で、お護摩札申込用紙に必要事項を記入して受付に申し込みます。

STEP
お護摩札お渡しの証

受付で「お護摩札お渡しの証」を受け取り、ご案内に沿って大本堂へお入ります。
護摩祈祷に参拝し、願いごとの成就をご祈願します。

STEP
お護摩札を拝受する

ご祈祷終了後に申し込みをしたお護摩札を拝受します。

3.2 お護摩祈祷時間

平常時(2月1日・2日・4日~12月31日)のお護摩時間表

月曜日~土曜日(祝日含む)
午前 6:30(4月~9月は6:00)9:00 10:30 11:30午後 1:00 2:30 3:30
日曜日
午前 6:30(4月~9月は6:00)9:00 10:30 11:30午後 1:00 2:00 3:00 4:00
毎月21日のみ
午前 6:00 9:00 10:30 11:30午後 1:00 2:00 3:00 4:00

※毎月20日のみ宵大師修行(午後7:00)があります

3.3 お護摩札の種類と祈願料

お護摩5,000円、7,000円、10,000円
大護摩20,000円
特別大護摩30,000円以上
出典:川崎大師公式HPより
薬師殿 日本庭園 やすらぎ橋

3.4 お護摩申込方法紹介動画

3.5 境内マップ

出典:川崎大師公式HPより
川崎大師駅
  • 〒210-8521 川崎市川崎区大師町4-48
  • TEL 044-266-3420

4.1 大本堂開扉時間

平常時(2月1日~12月30日)の大本堂開扉時間

  • 4月~9月:5:30~18:00
  • 10月~3月:6:00~17:30(但し21日は5:30~17:30)

4.2 川崎大師へのアクセス方法

川崎大師は神奈川県川崎市に位置しており、都心からのアクセスも非常に便利です。以下にそれぞれのアクセス方法とその詳細を示します。

交通手段詳細
電車京急川崎駅より大師線に乗り換え「川崎大師駅」下車、徒歩8分
バスJR川崎駅東口バス乗り場7番・川崎鶴見臨港バス[川23系統]大師行きに乗り「大師バス停」下車、徒歩8分
自動車【埼玉・千葉・東京方面から】
首都高速・横羽線、大師出口から約5分
【横浜方面から】
首都高速・横羽線・川崎線、大師出口から約1分
【アクアライン】
東京湾アクアライン浮島経由、首都高速・川崎線、大師出口下りてすぐの信号を右折
バス路線図
大師出入口

4.3 周辺の観光スポット

仲見世商店街

川崎大師を訪れた際のおすすめスポットを紹介します。

店名所在地おすすめポイント
蕎麦処 川崎大師 松月庵神奈川県川崎市川崎区大師町4-37
京急「川崎大師」駅より徒歩約6分
川崎大師平間寺のお膝元に1884年(明治17年)に創業し、今年で140年。
大きな海老天が乗った「天ぷらそば」がオススメ!
山門前 住吉神奈川県川崎市川崎区大師町4-47
京急「川崎大師」駅より徒歩約5分
大正6年の創業の「山門前 住吉」。
添加物を一切使わない「久寿餅(くずもち)」が人気!
石田屋神奈川県川崎区大師町12-6
京急「川崎大師」駅より徒歩約8分
大正元年創業の老舗土産物店「石田屋」
縁起物のだるまさんや福招き猫などの開運グッズが人気!
川崎大師の大本堂と境内

川崎大師での厄除け祈願や美のご利益について解説してきました

厄除け・護摩祈祷の手順や準備も簡単で、初めて訪れる人にも安心して厄除け祈願できる環境が整っていますね。

また、周辺には商店やお土産屋も多く、参拝ついでに地域観光も楽しめるのが魅力です。

私は川崎市に住んでいますが、しばらく訪れていません。

来年は、初詣と護摩祈祷に参拝したいと思います。

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